FMヨコハマ【おうち売却マスター】「実家を売却して別の場所に二世帯住宅を新築する場合の注意点」

2026年2月1日(日)17:48~放送のFMヨコハマ『おうち売却マスター』では、クレイン不動産流通株式会社の齋藤が「実家を売却して別の場所に二世帯住宅を新築する場合の注意点」をテーマに、親と一緒に住むための住まいづくりで押さえておくべきポイントをお伝えしました。
内容についてお問い合わせも多く好評だったことから今回ピックアップします!
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「築30年の実家、あと何年住める?」リスナーさんからの質問


番組にはリスナーさんから「親が住む築30年ほどの実家を継ぐことになったが、建物はあと何年もつのか。また、近年の価格高騰で売却価格も上がっているのか」というご質問を頂きました。
まず建物の寿命については、30〜40年という括りはあくまで目安です。実際には建物の状態によって大きく異なり、30〜50年以上住み続けられるケースも十分あります。
大切なのは「家があと何年もつか」だけを考えるのではなく、自分たちが何年後に何歳になっているか、その時の資金計画や家族構成はどうなっているかを逆算して判断することです。「あと5年住めれば十分」なのか、「20年以上住み続けたい」のかによって、取るべき選択肢は変わってきます。
売却価格は上がっている。でも「高く売れた=得」とは限らない


コロナ以降、不動産価格は上昇傾向にあり、売却価格も上がっているケースが多くなっています。
ただし注意が必要なのは、「高く売れても、次に買う家も高い」という点です。売って住み替える場合、売却益が出たとしても購入費用も同様に上がっているため、トータルで見るとプラスにならないこともあります。
一方で、「売って賃貸に移る」「売って地方に移住する」といったケースであれば、今の価格上昇局面はタイミングとして悪くないと言えます。売却後にどう動くかをセットで考えることが重要です。
注意点① 気持ちの確認は「2回」が目安


実家の売却や住み替えを進める際、まず大切なのが親の気持ちをきちんと確認することです。
1回聞いただけでは、遠慮や戸惑いから本音が出てこないことがあります。2回聞くことで、はじめて本音が引き出されることも少なくありません。
ただし、3回・4回と繰り返すと「もう言ったじゃない」と感じさせてしまい逆効果になることも。2回を目安に、丁寧に気持ちを確認することが大切です。
注意点② 建築・リフォーム中の「仮住まい」問題


新築工事中やリフォーム中は、基本的に元の家には住めません。その間の仮住まいをどうするかが大きな課題になります。
特に年配の方が仮住まいをする場合には、いくつかのハードルがあります。段差の多い物件は身体への負担が大きく、賃貸物件は高齢者が入居審査を通りにくいケースがあります。さらに「数ヶ月だけ」という短期入居は、大家側に敬遠されることも多いのが実情です。
工事期間中の住まいについては、計画の早い段階から具体的に検討しておくことをおすすめします。
注意点③ 間取りは「1階完結」と「ちょうど良い広さ」を意識して


年配の方と同居する場合、間取りで特に意識したいのが1階で生活が完結できる動線です。寝室・水回り・リビングをできるだけ1階にまとめることで、日常の移動負担を減らすことができます。
また、自宅内での転倒事故は非常に多く、段差をできるだけ少なくすることが転倒リスクの低減につながります。
間取りの広さについては、国が「住生活基本計画」という基準を定めています。目安としては以下の通りです。
- 1人暮らし:6畳〜12畳程度
- 2人暮らし:9畳〜15畳程度
ただし、広ければ広いほど良いわけではありません。居室を広くしすぎるとリビングが狭くなったり、建築コストが上がったりするデメリットもありますご家族の生活スタイルに合った「ちょうど良い広さ」を見つけることが大切です。
親との同居、お金より先に考えておきたいことがあります


「実家を売って、新しい場所に二世帯住宅を建てよう」——そう決めたとき、つい先に動いてしまいがちです。でも、親の本音をきちんと確認できていますか?工事中の仮住まいはどうしますか?親が安心して暮らせる間取りになっていますか?
お金の話と同じくらい、気持ち・時期・間取りの3つを事前に整理しておくことが、後悔しない住み替えにつながります。
クレイン不動産流通では、「今売る」「後で売る」「まず貸す」の3つの選択肢を比較した手残りシミュレーションを無料でご提供しています。売却のタイミングだけでなく、住み替え後の生活まで視野に入れたうえで、あなたのご家族にとって本当に良い選択を一緒に考えます。
数年先のお話でも、まだ何も決まっていない段階でも、もちろん大丈夫です。
お問い合わせをいただいたからといって、しつこい営業や判断を急かすようなことは一切いたしません。
まずは情報収集と考えて、どうぞお気軽にご相談ください。。


