FMヨコハマ Lovely Day♡【教えて!住宅マスター「成功する相続対策の教科書」 】

2025/3/3 FMヨコハマ Lovely Day♡【教えて!住宅マスター「成功する相続対策の教科書」 】

3月3日(月)10:10~放送のFMヨコハマの人気番組『Lovely Day♡ 教えて!住宅マスター』では、私たちクレイン不動産流通株式会社の齋藤が、今回は少し視点を変えて「相続対策」についてお話ししました。

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相続は「心の整理」でもある

相続は「心の整理」でもある

不動産売却に関するご相談の中でも、相続をきっかけとしたご相談は非常に多くなっています

相続というと、税金対策や遺言の準備、不動産の名義変更など、法務や税務の面ばかりがクローズアップされがちですが、実際にはご家族の感情面——喪失感や戸惑い、残された物の処理——が大きく影響します。

特に実際の相続・不動産売却の現場でよく直面する問題といえば、仏壇やお位牌の整理です。
物件売却した後の新居にこれはただの「モノの処分」ではなく、ご先祖や故人に対する気持ちの区切りをつける大切な儀式でもあるのです。

仏壇の整理には3つの方法があります

仏壇の整理には3つの方法があります

仏壇を手放す場合、代表的な方法は以下の3つです。

  1. 購入店や仏具店を通じた処分
     → 連絡すれば引き取りに来てくれるケースも多いです。
  2. 寺院などで閉眼供養またはお焚き上げをしてから処分
     → 閉眼供養とは、お墓や仏壇、位牌など、故人の魂が宿っているとされる対象に対して故人の魂を抜き取り、安らかに送り出すための宗教儀式で仏教の作法に則った手順で実施されます。閉眼供養を通じて、故人への感謝と敬意を表し、心安らぐかたちで区切りをつけることができます。
  3. 専門の業者に依頼
     → 中古仏壇の買取を謳う業者もありますが、費用が発生することが多く注意が必要です。

お位牌の整理方法もさまざまです

お位牌の整理方法もさまざまです

お位牌の処分整理ついても、仏壇の整理と同様にいくつかの選択肢があります。無理に一つの正解を求めるのではなく、ご家族の気持ちに沿ったやり方を選ぶことが大切です。

処分の方法として、

  • ゴミとして廃棄する(気持ちの整理がつかない方には不向き)
  • 寺院での供養やお焚き上げ
  • 合同墓などへの移行
  • 過去帳や繰出し牌に変えて1つにまとめる方法

どれが良いか迷ったときは、信頼できるお寺さんや仏具店さんに相談するのが安心です。

相続後の不動産は「今売る・貸す・後で売る」の選択肢を

クレイン不動産流通株式会社

ご希望があれば、相続で引き継いだ不動産、または相続予定の不動産についての無料シミュレーションも承っています。
「今売るべきか」「しばらく貸すべきか」「将来的に売却すべきか」。
その中で最も「手残り金額」が多くなる選択肢をご提案いたします。無理な営業は一切ございませんので、どうぞ安心してご相談ください。

実際の相続物件の売却では、準備の過程で家を空にする必要があり、仏壇や位牌も他の家財と同じように「片付けの一環」として扱われてしまうことがあります。
ときには売却を急ぐあまり、心の整理が追いつかないまま、やむを得ず処分に至るケースも少なくありません。

だからこそ私は、不動産という「資産」だけでなく、そこに込められた想いや記憶にも目を向けることが大切だと考えています。

物件を売ること自体がゴールではありません。
ご依頼者様が“心残りのない形”で新たな一歩を踏み出せるよう、心理的な側面にも丁寧に寄り添うこと。
それこそが、私が目指す「成功する相続対策」の本質、と考えています。

”気持ちの出口”まで寄り添う不動産売却を。出版準備中の『成功する相続対策の教科書』に込めた想い

成功する住宅購入の教科書執筆中

不動産売却に関するご相談の中でも、相続をきっかけとしたご相談は非常に多くなっています。ですので現在、「成功する住宅購入の教科書」に続く第二弾として、『成功する相続対策の教科書』の出版準備を進めています。

『成功する相続対策の教科書』では、こうした具体的な手続きだけでなく、「心の整理」やご家族との向き合い方まで含めて書きたいと思っています。相続は人生の一部であり、暮らしの延長線にあるものです。誰にとっても避けられないその時に、「準備していてよかった」と思ってもらえるような一冊を目指しています。

今後も新しい書籍についても情報発信しますのでどうぞお楽しみに。