FMヨコハマ Lovely Day♡【教えて!住宅マスター「土地の価値は何で決まる?」 】

不動産の価値は、まるでイチゴの甘さや形、大きさ、酸味のバランスで価格が決まるように、さまざまな要素が複合的に影響し合って決まります。特に土地の場合、その形状や周辺環境、そして希少性が大きく関わってきます。
6月16日(月)10:10~放送のFMヨコハマの人気番組『Lovely Day♡ 教えて!住宅マスター』では、私たちクレイン不動産流通株式会社の齋藤が、「土地の価値は何で決まる?」について、わかりやすく解説しています。
内容についてお問い合わせも多く好評だったことから今回ピックアップします!
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土地の価値を決める要素とは?


1. 土地の形状
土地の価値を測る上で、最も重要視される要素の一つが土地の形状です。


◆整形地が高い価値を持つ理由
- 正方形に近い形:最も価値が高いとされます。これは、建物を建てやすく、設計の自由度が高いためです。星形のような特殊な形状の土地では、建物の設計が難しくなり、建築コストも高くなる傾向があります。
- 建物の建てやすさ:標準的なプランの建物は正方形に近い土地に建てやすいため、需要が高まります。
◆道路との高低差
- 平坦な土地:一般的に価値が高いとされます。車の駐車がしやすく、出入りもスムーズなため利便性が高いです。
- 高低差のある土地:一見価値が低いと思われがちですが、洪水や液状化のリスクがある地域では、あえて高台にある土地が安全面で評価されることもあります。これは「一長一短」であり、状況によって評価が変わります。
◆接道距離(道路に接している長さ)
- 接道距離が長い土地:価値が高いとされます。
- 駐車スペースの確保:車を複数台駐車しやすくなります。
- 日当たりの確保:接道方向が東、南、西などであれば、日当たりをより多く確保でき、開放感も得られます。
- 建築基準法:建築物には最低でも2m以上の接道が義務付けられています。普通車が駐車できる最低ラインは2.5mとされています。
◆道路の向き
- 南側接道:日当たりが確保しやすいことから、一般的に最も価値が高いとされます。
- 北側接道:南側に建物が建っている場合、日当たりが悪くなる可能性があります。ただし、北側でも南側に建物がない場合は日当たりが確保できることもあります。
- 現地確認の重要性:日当たりは時間帯や季節によって異なるため、実際に現地で確認することが大切です。
2. 土地の希少性
次に、土地の希少性も価値を大きく左右する要因です。


◆周辺に似た土地が少ない場合
- 価値の上昇:周辺に似た条件の土地が少なければ少ないほど、その土地の希少性が増し、価格が高くなる傾向があります。「ここだけは特別」という要素があると、より価値が上がります。
- タイミングの重要性:土地の希少性は市場のタイミングによっても左右されるため、運も絡む要素です。
◆眺望の良さ
- 特別な眺め:2階からの眺めが良い土地は、大きなアピールポイントとなります。例えば、富士山が見えたり、遠くに東京タワーが見えたりといった特徴は、購入希望者にとって魅力的な要素となります。
- 現地確認の徹底:建物の2階からの眺めなど、実際に現地で確認しないと分からない魅力があるため、売却時にはこうした隠れた価値を見つけることが重要です。
まとめ:土地の価値は「見つけられる魅力」の多さ


土地の価値は、その形状や希少性によって大きく決まります。そして、最終的には「たった一人の買い主に見初められるか」が重要です。そのため、売主は土地のアピールポイントをできるだけ多く探し出し、その魅力を余すことなく伝える努力が求められます。
「ご自身の土地の価値を知りたい」「購入を検討している土地について、もっと詳しく知りたい」そうお考えでしたら、ぜひ私たちクレイン不動産流通株式会社にご相談ください。
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