不動産業者が担う業務

売買仲介の不動産業者は、どういった業務を請け負うのかを次にまとめておきます。

1. インターネットへの物件掲載
2. 問い合わせ対応、集客
3. 希望条件のヒアリングとアドバイス
4. 物件紹介
5. 物件の下見や見学同行
6. 売主もしくは代理不動産業者との交渉
7. 金融機関へのローン申し込みと段取り
8. 不動産売買契約
9. 金融機関との最終調整
10. 引き渡し

各業務の詳細については後ほど説明するとして、ここで押さえておきたいのが、現代の家探しの多くはインターネットがスタートという点です。
多くの購人検討者が、まずインターネットで希望条件を自分で検索し、検索結果として出た候補の中からさらに好みを絞り、掲載している不動産業者へ間い合わせます。
この後に不動産業者が中心となり、物件の見学を取り付けたり、買主へのヒアリングを反映して他の希望に沿う候補を探したり、いよいよ購入の段階になると買主や金融機関との交渉へと入ります。
とくに交渉は専門的な知識や豊富な経験が重要となります。ここで最適な過程を踏めないと、購人までに時間がかかったり、想定よりも出費の多い購人となったりしてしまいます。ここは不動産の素人だけで話を進めていくのは厳しく、プロの力に頼るべきでしよう。
スタートはインターネットによる自力の検索作業であっても、最終的に満足度の高い契約を成立させるためには、不動産業者のサポートは欠かせないのです。