不動産用語|建物関連

不動産用語|建物関連

2021年9月24日 オフ 投稿者: craen_textbook

■建物関連
①用途地域
土地ごとに建築可能な建物と不可能な建物があります。また建てられたとしても、高さ制限や階数制限、隣との距離など、厳密な規定が設けられています。このような土地利用の区分けを行ったものが用途地域であり、現行12種類が存在します。
今は存在しなくても、今後周辺地域に高層ビルや工場が建てられることがないか、不安な方も多いかと思います。そういったときは用途地域を調べてみましょう。インターネットや役所で知ることができますし、販売図面にも記載があります。不動産業者が情報を持っていることもあるので、忘れず確認しましょう。接道する道路の大きさにより、緩和されることも想定してください。

②建ぺい率
敷地面積に対する建築面積の割合です。
敷地面積が100㎡の土地に建築面積50㎡の家を建てたら、建ぺいは50%という計算になります。建ぺい率には制限があり、規定値をオーバーしていると建築の許可がおりないだけではなく、住宅ローンを組めない場合があります。

③容積率
敷地面積に対する延べ床面積(すべての階の床面積の合計)の割合です。敷地面積100㎡の土地に床面積80㎡の家を建てたら、容積率は80%という計算になります。
容積率にも制限があり、規定値をオーバーしていると建築の許可がおりないだけではなく、住宅ローンを組めない場合があります。

④接道義務
建物のある敷地は、最低2m道路(認定されているもの)に接道している必要があります。何らかの理由でそれを満たしていない物件が存在しますが、相場より安価な設定となっています。
接道義務を満たしていない敷地は、建替えができなかったり住宅ローンが利用できなかったりなどのデメリットがあります。

⑤地盤
地面の奥、地中のことです。建物を建築する上で、土地の強度は非常に大切な要素になります。建物の基礎を地面に組み立てるのですが、これは固い地盤に近ければ近いほど頑強となり、安心な家作りがかないます。地表近くの地盤に不安がある場合は、硬い地盤までイカの足のように杭を伸ばす必要があります。
改良の有無など、地盤の状態に関しては、次の4種類があります。

  • 地盤改良なし
  • 表層改良
  • 柱状(ちゅうじょう)改良
  • 鋼管杭(こうかんくい)による改良

建物から固い地盤までしっかりつながっていないと、時間とともに建物がずれてきたり、地震などの災害時に影響を受けやすくなったりします。詳細な地盤改良の状況は書類に起こされているので、確認か可能です。

⑥既存不適格物件
容積率や接道義務などの規定値を満たしていない物件のことです。該当項目でも説明したとおり、住宅ローンを組むことができません。ただし、解体を前提とした上での土地購入であれば住宅ローンを組むことができます。

⑦事故物件
室内や敷地内にて事件や事故、自殺が発生した物件です。相場よりも2~3割程度安くなっているケースが多く、全く気にしない方にとってはお買い得物件といえます。しかし、件数自体か少ないため、狙って探すと前に進みにくいかもしれません。

⑧インスペクション(建物状況調査)
資格者に建物の状態確認および瑕疵の調査をしてもらい、その結果を書類に起こすことです。インスペクションを行う義務は売主・買主双方ともにありませんが、売主には行ったか否かを明示する義務があります。

⑨ハザードマップ(被害予測地図)
主に、次に挙げる被害が発生した場合を想定した地図です。物件に目星が付いた段階で、必ず一度は確認しておきましょう。

  • 地震
  • 津波
  • 土砂崩れや急傾斜倒壊
  • 河川の氾濫や洪水

ハザードマップはあくまで予想値に過ぎません。比較的安全性が期待できる地域だからといって、災害対策を一切しないというわけにはいきません。いざというときのため、防災グッズをしつかり準備し、避難場所を把握し、家族間での約束事などの共有は必ずして
おきましょう。

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