担当者との相性から

担当者との相性から

2021年7月23日 オフ 投稿者: craen_textbook

担当者を見極める上で大切なのが、担当者との相性です。気兼ねなく話せる人に担当してもらいましょう。
物件や不動産の話題だけでなく、家族のことや趣味のことも打ち明けられる間柄が望ましいです。
なせかというと、こういったたわいもない会話の中から担当者は依頼者の背景を知り、心からお勧めできる家を発見できたり、最適な口ーンのプランを練ることができたりするからです。
たとえば、買い物が好きな一家であれば、ショッピングモールに近い物件を見つけ出してくれますし、旅行が趣味の依頼者であれば、他の家庭に比べて旅費が多くかかるので、月々の支払いが少なくて済む物件やローンを選んでくれることでしょう。電車移動が苦手、さらに車を持つ予定かない、という依頼者にはなるべく交通の要衝や通勤通学先に近いところで最適な家を探してくれるかもしれません。
これらは、マニュアルに沿ったアンケートや、サイトの物件検索には存在しない項目です。担当者との会話の中で見つかる「隠れた希望条件」なのです。
依頼者ですら気付かなかった希望条件を掘り起こしてもらえるよう、何でも話せる波長の合う担当者に出会いたいですね。できれば数者と面談した中から選ぶことがよいでしょう。

具体的な出会い方についても言及したいのですが、こればかりは実際にお互いが面と向かってみないと分かりません。相性の良し悪しは人それぞれなので、友人と親交を深めたり結婚相手を探したりするのと同様、自身の感覚を信じて担当者を絞っていくしかないでしょう。
「この人と一緒に家を決めたい」
「この人と選ぶ家なら安心」
交流していてそんな気持ちになれたのなら、相性のよい担当者と思っていいでしょう。
年上か年下かも関係ありません。べテランか新人かも関係ありません。
長く業界に身を置く年配でも、知識経験を更新できないまま年を積んだだけで実績は大したことなく、売り上げや成績、歩合給ばかりに照準を当てている方もいます。
新人の担当者は、確かに知識や経験の不足は否めないですが、それを自覚し日々勉強を続け、お客さまにとっての最適な家を見つけたいという情熱は誰よりも持っているかもしれません。そして分からないことがあったら、謙虚な姿勢で「社内の先輩に聞いてみます」「調べてみます」とごまかすことなく対応してくれるかもしれません。
いずれにしろ、良い業者で相性抜群の担当者を見つけることが、失敗のない家探しへとつながります。この点は妥協することなく徹底していくべきです。

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