不動産売買取引の構図

不動産売買取引の構図

2021年3月9日 オフ 投稿者: craen_textbook

不動産売買取引の基本構成についても知っておきましよう。
取引は大きく「3者取引」と「4者取引ーの2つがあります。

【3者取引】売主、買主両方から手数料が得られる

3者取引

【4者取引】売主または買主のどちらか一方しか手数料が得られない」

4者取引

●3者取引
買主と売主の間に立ち、取引を円滑に進める不動産業者が1者の場合を「3者取引」と呼びます。

●4者取引
買主側の不動産業者と売主側の不動産業者が別々の場合を「4者取引」と呼びます。

不動産業者は買主もしくは売主の代理人的立場にあります。したがって、買主の代理人である不動産業者は、少しでも買主にとって有利な条件で契約できるように、逆に売主の不動産業者は、売主にとって良い取引が行われるように交渉を進めます。
ここで難しい立場になるのが、3者取引の不動産業者です。買主売主兼任の代理人ですから、両者にとって理想的な取引となるよう話を進めなければいけません。
実際のところ、3者取引での不動産業者はどうしても売主側に寄り添う傾向か強くなってしまいます。なぜなら、不動産の持ち主である売主は唯一の存在であり、対する買主は物件を売りに出している限り、候補が見つかるからです。
ですから3者取引の場合、買主は少々注意が必要で、業者の言われるがままに取引を進めていくのはリスクを伴う可能性かあります。

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