マンションのデメリット

マンションのデメリット

2021年3月5日 オフ 投稿者: craen_textbook

●住んで初めて知ることも多い
家探しにおいて、新築と中古の選別と並んで悩ましいのが「マンションか、戸建てか」でしょう。
マンションにしろ戸建てにしろ、住んでから「初めて知った」という出来事に遭遇することがあります。
実家が戸建てだった方はマンション住まいの特性を知りませんし、逆もまた然りです。住んでから感じる不便さや苦労というものは、事前にすべて把握できることではありませんし、どの点をどう感じるかというのは、やはり各々の考え方や価値観による部分が大きいのです。不動産業者から話を聞いたり、自分で調べたりして可能な限り事前に情報収集に努めましょう。

●マンションのデメリット
良いところばかり挙けてきましたが、もちろんマンションもすべてにおいて優れているわけではありません。デメリットと感じる部分もあります。
まずは管理費や修繕積立金の支払い義務です。どちらも快適な生活を送るために欠かせない支出です。共有設備が充実しているほど、管理費はかかります。修繕積立金は十数年ごとに行われる大規模な修繕のために、人居者が少しずつ出し合って貯めておく資金で、将来のために必要な月々の支払いです。
管理費と修繕積立金、合わせて月3万円未満が妥当といわれていますが、築年数を重ねるほど値上げされていくといった規定が設けられている場合もあります。この点はしっかり契約内容を確認し、後から知って慌てないためにも、建物が築年数を重ねてからの出費も必ず把握しておきましょう。
また、車を所有していて駐車場を利用する場合、たいてい駐車場代(住宅ローンとは別物で、永続的に発生)を要します。

マンションでは上下左右の隣人に対する気配りが必要なのも、デメリットの1つです。騒音などで周りの住人とトラブルにならないよう、深夜や早朝に物音を立てないよう注意したり、日中もテレビの音量や話し声に配慮する必要があります。マンションでは、戸建てよりも気を遣わなければなりません。
他には、密閉性のよさ故に、通気性か乏しくカビか発生しやすい部屋があるかもしれません。窓枠や壁紙などをしっかりチェックしましょう。
さらに、これは必ずしもデメリットとはいえませんが、マンションで開催されるイベントや管理組合の会合への参加義務、役員の持ち回りなども、マンションに住んでいると発生します。
こういったイベントや役回りが得意な人であれば気にならないのですが、苦手な人だと苦痛に感じ、生活していく上で負担になってしまうでしょう。この点は購入前に家族できちんと確認し、話し合っておくことを推奨します。

成功する住宅購入の教科書
ー不動産のプロが自ら実践した最適な選び方ー

著 者:齋藤 剛
発 行:合同フォレスト株式会社
発 売:合同出版株式会社

これから住宅の購入、またはリノベーションやリフォームを検討している方は、是非クレイン不動産流通株式会社にご相談ください。
とことん解説!とことんわかりやすく!住宅購入のポイントアドバイスをさせていただきます。
お気軽にお問い合わせください。