中古物件は質問攻めで

中古物件は質問攻めで

2021年8月20日 オフ 投稿者: craen_textbook

中古物件においてはとくに、温和なムード作りや物件を褒めることか重要です。
想い入れのある住まいを褒められて、気分を悪くする人はいません。良い印象を与えると、売主があなたに対して「ぜひこの人に買って欲しい」という想いを強くするため、こちらの質間に快く答えてくれるようになります。
物件のことをいちばん知っているのは、不動産業者ではなく居住経験者である売主です。
売主は不動産のプロではなくアマチュアですから、物件の良いところも悪いところも忌憚なく教えてくれます。ですから、次のような質問も遠慮なく質問をぶつけてみましょう。
「小学校までの道で危ないところはありませんか?」
「買い物はいつもどこでされていますか?」
「いい病院はありますか?」
「ご近所さんにはどういった方がいらっしゃいますか?」
「管理組合で苦労していることはありませんか?」
これらは、和やかな空気が流れているからこそ、できるやり取りです。

好印象を持ってもらうためには、基本的なマナーにも気を付けておきましょう。
訪問時には「初めまして、本日見学をさせていただく〇〇です。お時間ありがとうございます。」の挨拶からスタートします。
気になる収納があったら「開けてみてもいいですか?」と一声かけます。見学の際は、遠慮は不要ですが、見学時点の所有者は売主なので、無断で手を触れることのないようにしてください。承諾は当然のマナーです。
見学が終わった後も「本日はありがとうございました」と忘れず売主に挨拶しましょう。
当たり前のマナーですが、家という大きな買い物を控えていると、細かい気配りが疎かになりがちです。普段は無意識に行えていることも、改めて意識しておくようにしましょう。そうすることで、具体的な交渉の際に好転しやすくなることでしょう。

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