良い業者の条件

良い業者の条件

2021年5月21日 オフ 投稿者: craen_textbook

理想的な業者の条件として、まず重要なのが知識や経験です。とはいえ、インターネットのサイトを覗いたり、実際に店舗を訪れてみても、知識や経験の量というのは容易に測れるものではありません。
そこで1つの指標となるのが年数です。免許番号のカッコ内の数字を参考にしたり、社名の知名度を頼りにすれば、長く業界に身を置く信頼できそうな業者を絞ることができるでしょう。
しかし油断してはいけないのが、長い年数を経ているからといって、必ずしも知識が豊富ではないということです。情報が古いまま、更新されていない業者もよくあります。
物件や街のことはたくさん知っていても、最近のローン事情に詳しくないところもあります。内装の流行に対して敏感ではないところもあります。若い世代の生活スタイルを理解していない、社員の高齢化が著しいところもあります。
ですから、年数が長いからという理由だけで信頼するのはやめておきましょう。
良い業者というのは、自動車運転におけるカーナビゲーションのように、依頼主にとってのよき道案内役であり続けてくれます。
すなわち、目的地を明確にとらえつつ、その時に適した抜け道や現在地もきちんと教えてくれるところが最良の業者です。
「ここは専門的な部分なので」と細かい説明を省く業者は注意しましょう。それらを噛み砕いて分かりやすく伝えるのも、業者の大切な役目です。
契約という目的地に到達することばかり考えていて、購人過程のどこが依頼主にとってのターニングポイントなのかをぼかされ、業者にとって都合のいいように進められてしまう可能性があります。
都度質問と確認を投げかけ、分かりやすい説明を返してくれるか。これが良い業者と良くない業者の、決定的な見極め材料となります。1つでもごまかしている部分が見受けられたら、別の業者に切り替えることをお勧めします。

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