新築と中古のメリットやデメリットは、いわば表裏一体となっています。
新築と中古の違いというとまず浮かぶのが「新築は高くて、中古は安い」というイメージです。そのため、家を購人する多くの方が予算を基準として、まずはコスト面から新築にするか中古にするかを決めがちです。
しかし、家を購人した後も含めた中長期目線で見ると、そのイメージも違ったものになってきます。
比較的安い中古は長く住めなかったり、早々に修繕が必要になったりすることもあります。対して新築は初期費用こそかかりますが、その後のメンテナンスでさほど出費はなく、長く雨風をしのげる安住の地となってくれる期待が高いのです。
ですから価格だけにとらわれるべきではない、というのがまず大事なポイントとなります。「資金に乏しいから中古だけを探そう」といった家探しのスタートは、あまり歓迎できません。
理想的な家探しは、冒頭にも書いた通りトータルでの判断です。価格以外にも、さまざまな要素を考慮しつつ、総合的に決めていく必要があります。
これまで述べてきたメリットとデメリットを十分に吟味し、自身の理想とするマイホームは新築と中古どちらがより適しているのか判断してください。