担当者を見極めるための大事なポイントを改めてまとめます。
- 物件の良いところだけでなく、悪いところにも気付いて教えてくれる。また、気付こうとしてくれる。
- イエスマンではなく、客観的に対立する意見も言ってくれる。
- 質間に対する回答が的確で、説明が分かりやすい。
- 依頼者の話に熱心に耳を傾け、真の希望条件を引き出してくれる。
- 気兼ねなく何でも話せるような間柄を築ける。
以上の点に注意しつつ、最良のパートナーを探し出してください。とくに、日本のビジネスマンはイエスばかりでノーと言えないタイフか多いので、お客さまに合わせるため内心とは逆のことを伝えてくる担当者がいるかもしれません。
そのようなイエスマン担当者に当たらないためには、こちらから頻繁に質間や確認を投げかけることが大切です。
たとえば、時間を空けて同じ質問をあえてしてみて、同じ回答をしてくれるかどうかをチェックしてみると判断材料になります。その場しのぎの都合のいい返答をする担当者であれば、理想の物件を探す良きパートナーになってくれる可能性は低いので、変える方がいいでしょう。
「不動産業者に担当者を変えるよう伝えるのは気が引ける」と感じる方もいるようですが、全く気にすることはありません。不動産業者のあり方として、従事している担当者は全員同じ能力を有しているという前提があります。あとはもう購入検討者との相性の問題ですから、相生が悪ければ他の担当者へスムーズに変更するのは業者としては当然の処置です。
不動産業者は、自分たちか購入検討者の運命を握っていることを承知しています。担当者次第で出会う物件やローンが全く異なるわけですから、人生の明暗を左右するといっても過言ではありません。良し悪しを見て見ぬふりをする、そもそも見えていない担当者では、不安が募るばかりです。
理想の物件に出会うためには、まず理想の不動産業者と巡り合いましょう。これが成功する家探しへの正攻法です。