④物件紹介
良い業者は紹介する物件だけを説明するのではなく、他の物件との違いを比較し提示してくれます。これは経験や勉強の賜物といえるでしょう。
たとえば価格についてなら、近隣の似た物件と比較し提示します。そしてなせこの価格で販売されているのか、きちんと理由を説明してくれるのです。
気を付けたいのが、物件の良い部分ばかり強調する業者です。もちろん商売ですから、なるべく良いところをアピールして売り上げにつなげたいのが業界全体の本音ではありますが、だからといって物件の悪いところを覆い隠すのは良くありません。
購入検討者にとっては、人生を左右する大きな買い物なのですから、良いところ悪いところ含めてその物件を気に入ってもらい、購入に踏み切ってもらうことが業者本来のあり方です。
物件の良い部分ばかり取り上げ、悪い部分を一切言わない業者には気を付けましょう。「プロの目から見て何か気になるところはありませんか?」と業者に意見を求めたり、「近隣の似た間取りの物件よりも安い気がするのですが、理由は何でしょうか?」と疑間を投げかけてみたりすることを推奨します。
そこでロをつぐんだり、自信なさげの小さな声で受け答えしたり、ごまかすような業者は、良くない業者とみていいかもしれません。