不動産業者の真の役割

不動産業者の真の役割

2021年4月9日 オフ 投稿者: craen_textbook

理念に基づいた不動産業者の真の役割とは、具体的にどのようなものなのか、私見を申し上げます。
まず、不動産業者が依頼主の代理人であることは大前提で、もっといってしまえば代弁者、もしくは分身でなければいけません。
不動産業者の役割は、レジ打ちのような、商品をピッとスキャンして会計するだけの業務ではありません。つまり、お客さまが見学したい家だけを案内して、「〇〇円です」と契約を促すだけでは成立しないのです。
セルフサービスだけで見つけた物件のみを見学して契約するのは、体調を崩しても病院に行かす、自己診断で薬を購入するようなものです。それでも治るかもしれませんが、病院に行けばもっと迅速に効果的に治せる良い薬かあるかもしれないのです。

ですから、インターネットなど自力で見つけた候補と、不動産業者に紹介された候補、両者をじっくり比較検討してから、自分にとって最良の家を選び、契約をしましょう。
不動産業者は、不動産の知識と経験を有した分身となり、依頼主と同じ想いを抱き、「満足のいく家で笑顔の絶えない生活」をお届けできるよう、家探しに従事するのが真の役割だと私は感じています。物件情報提供屋では物足りないのです。
将来を見据えながら、プロとして良し悪しに気付き、依頼主にとって最適な場所と条件を提示することが、これからより不動産業者に求められていく価値となることでしょう。そのためには日々の研鑽は欠かせません。常に新しい情報と知識を積み上げていく必要があります。
真の役割を自覚している不動産業者と出会うことが、失敗しない家探しを達成するためには大切なことです。

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