戸建てのデメリット

戸建てのデメリット

2021年3月26日 オフ 投稿者: craen_textbook

●住んで初めて知ることも多い
家探しにおいて、新築と中古の選別と並んで悩ましいのが「マンションか、戸建てか」でしょう。
マンションにしろ戸建てにしろ、住んでから「初めて知った」という出来事に遭遇することがあります。
実家が戸建てだった方はマンション住まいの特性を知りませんし、逆もまた然りです。住んでから感じる不便さや苦労というものは、事前にすべて把握できることではありませんし、どの点をどう感じるかというのは、やはり各々の考え方や価値観による部分が大きいのです。不動産業者から話を聞いたり、自分で調べたりして可能な限り事前に情報収集に努めましょう。

●戸建てのデメリ ット
戸建てはマンションと比べてセキュリティが甘くなりがちです。空き巣の被害に遭う家の大半が戸建てという点からも、防犯設備が整えられていないことがうかがえます。
マンションであれば管理会社にさまざまな防犯対策を一任できますが、戸建てでは自身で行っていく必要があります。
その他、庭や敷地境目周辺の定期的な手入れも必要となることを忘れてはいけません。これらの出費が数ヵ月~数年置きにかかることは踏まえておくべきでしょう。
建物の断熱性にも注意しましょう。断熱性の低い物件は真夏の日中は室内が酷暑となり、冷房をフル稼働させた結果、夏の電気代が膨れ上がることになります。吹き抜けやリビング階段などの開放的な間取りもエアコンの効率が下がり、電気代に影響します。これは中古戸建て物件を選ぶ際はとくに気を付けたい点で、素材は十分チックしましょう。できれば暑い時期や時間帯に見学してみることも推奨します。なお、ロールカーテンを設置するなど、エアコンの効率を上げる工夫もあります。
コスト面ではさらに、インターネット回線が一戸建てタイプになるため、通信費用はマンションタイプと比べて割高となります。
アクセスの利便性もマンションよりは劣る傾向があります。駅やバス停から遠い場合も多く、何かと不便を感じがちです。候補を絞っていく際は、実際に駅やバス停までの道のりを歩いてみて、自分の生活スタイルときちんと合致するか、そして価格に見合った生活の利便性を確保できているかを吟味しましょう。

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