①インターネットへの物件掲載
インターネットが情報収集のスタンダードになった現代において、いずれの不動産業者も日々欠かすことのできない業務です。
業者は人気になりそうな物件を優先して掲載していきます。掲載されている物負は、各業者間で大差はなく、業者を見極める上では重要ではありません。
ただ、中には契約済みでありながら掲載したままにしている業者もあります。これには次の2つのどちらかの理由が該当するでしょう。
- 単純に掲載を取り下げるのを忘れている
サイトの更新頻度が低く、古い情報が散見している業者ということ。 - 人気の物件だから故意にそのまま掲載している。
掲載していれば必ず連絡を取ってくれる購人検討者がいるので、来店させるためのいわば「オトリ」物件としている。
「実はもうその物件は埋まってしまっていまして。しかし似たような物件でお勧めのものがございます」という誘導を狙っています。本当に似たような物件で良いものを紹介してくれればそれでいいのですが、こういったオトリを活用する業者は売り上げばかり見ていて、購人検討者の意向を汲まないまま、半ば強引に契約へと進めていく傾向があるのも事実です。
そもそも、似たような物件でいいものがあるなら、契約済みの物件を引っ込めてそちらを掲載するはずですから。
どちらの理由にしろ、売約済みの物件を掲載したままにしているのは、あまり良い業者とはいえません。
良い業者は必ず定期的に報を更新し、常に新しい物件を掲載していきます。彼らは常にアンテナを張り、お客さまに心からお勧めできる物件を探しています。親身になって相談に乗ってくれる可能性は大きいといえます。