家探しでまず大切なことは、自分が何を重視するのか、しつかり把握しておくことです。
A物件とB物件があって、「すべてにおいてA物件の方が勝っている」ということはまずあり得ません。
「A物件は、敷地は広いが駅から遠い」
「B物件は、敷地は狭いが駅から近い」
このように物件というものは、プラスな点もあればマイナスな点もあり、それぞれに対してどのような評価を下すかは、各購入者の価値観によって大きく変わります。
つまり物件の評価は、あなたと物件との相性度、というわけです。
「電車はほとんど使わないから、駅から遠くても構わない」のであればA物件に絞れますし、「敷地の狭さには目をつむるから、とにかく交通の利便性を重視したい」というのであれば、B物件に軍配が上がるでしょう。
失敗しない家探しに必要なのは、これらチェックポイント1つ1つをよく吟味して、トータルで考え、より自分にマッチした最適物件を見つけることです。
家探しの1つ目のチェックポイントとなるのが、「新築」「中古」です。それぞれのメリットとデメリットを見ていきましょう。