引き渡しというのは、住宅購入の最終段階です。売主から買主へ不動産を引き渡すことであり、具体的には鍵や設備のパンフレット、宅配BOXカードなどを引き渡します。同日に司法書士が名義移転の登記を行い、正式に引き渡しが完了したら、晴れて買主の我が家となります。
引き渡しの段階になると、いよいよもうゴールも目の前ということで、気を扱きがちです。しかし、この引き渡しこそ、目を皿にして臨んでいただきたいのです。
なせなら、引き渡し時(もしくは引き渡し直前)は物件の傷や汚れ、設備の不具合の有無をチェックしなければならないからです。次に、新築と中古における引き渡し直前の一般的なチェックポイントを示しますので、参考にしてください。