オーダーリノベ ーションで気を付けたいこと

オーダーリノベ ーションで気を付けたいこと

2021年6月29日 オフ 投稿者: craen_textbook

中古物件にリノベーションを施す場合、物件を紹介してくれる不動産仲介業者と、リノべーションを行う施工業者、大きく2つの業者と関わることになります。
お勧めなのは、不動産仲介とリノベーション施工の両業務を兼備している業者に依頼することです。このように一社完結型で行うと、リノベーションを前提とした不動産探しや金融機関選定ができます。

ちなみに、物件購人後、しばらく経ってからリノベーションを行う場合、ローンは住宅ローン金利より高いリフォーム用の金利が適用となることが多く、想定よりも多く支払うことになってしまいます。これを避けるためにも、円滑に話を進められる不動産仲介とリノベーション一体型の業者に任せるといいでしょう。
リノベーションの施工内容を具体的に決めていく際は、施工業者と綿密な打ち合わせを行うことになります。このときにもいくつか注意点があるので、あらかじめ踏まえておいてください。
まず、ゼロから考えることは避け、施工事例を元に自身のアレンジを加えるようにしましょう。ゼロから考えるといろいろと悩んでしまい、発注までに多くの時間を費やしてしまいます。施工業者とスムーズにイメージを共有していくためにも、業者が過去に行った施工事例を基軸とすることをお勧めします。
リノベーションはデザイン性を重視したくなりますが、ときには実用性を取ることも重要です。お洒落さを追究するあまり、使い勝手の悪い不便な内装に仕上がってしまったら、心地よい住まいからはほど遠い場所で暮らすことになってしまいます。
デザイン性と実用性どちらも生かせるリノベーションがベストですが、どちらかを犠牲にしなければいけない決断を迫られたときは、慎重に検討するようにしましょう。全体のデザインを著しく損なうことかない限りは、実用性を取る方が、将来にわたって安息な暮らしを約東してくれるはずです。

施工箇所も吟味しましょう。大して利用することのない、目のほとんど届かない箇所にこだわる必要はありません。極端な話、収納の中にお金をかけるより、よく目に付くところにお金をかけるべきです。施工業者の営業からあれやこれやリノベーションの提案が持ちかけられるかもしれませんが、本当に必要な施工なのか、きちんと自間自答し選択する意識は常に持っておいてください。
最後に1つ大事なアドバイスをします。それは、楽しみながらオーダーリノベーションに携わるということです。アイディアを練り、イメージを膨らませ家族でいろいろと議論を重ねる時間が億劫だ、苦痛だと感じるようになってしまったら、リノベーションのい旨味は極端に落ちてしまいます。
そのようなマイナス思考に陥るようでしたら、業者の施工事例をほぼそのまま採用し、苦痛な議論の時間を省くようにしましょう。

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