「買わない」という結論もある

「買わない」という結論もある

2020年12月1日 オフ 投稿者: craen_textbook

家はあくまでも「健康で幸せな未来」を送るためのアイテムの1つであり、最終目標ではありません。
本書を執筆している2019年現在、住宅ローンは低金利時代であり、購入者にとっては「非常にお買い得」な状況となっています。
「低金利の今を逃したら損!」といった不動産広告を見かけますが、低金利だからという理由だけで物件を購入するのは推奨できません。
かくいう私も低金利の時代に家を買った人間ではありますが、もし自分の理想に合致した物件に出会うことがなければ、購入を先延ばしにしていたことでしよう。
低金利の今、物件を探してみることは悪いことではありませんが、「買う」という結論へ至る必要は全くありません。
納得がいくまで物件を巡っていくべきですし、住宅ローンも自分にあったものが見つかるまで粘った方がいいでしよう。「低金利のうちに決めないと」と焦って買うと、「こんなはずじゃなかった」と悔いの残る家探しとなってしまいます。
逆に、明確な購入期限が設定されていないため、失敗が怖いからと足踏みばかりしてしまう方もいます。
時間をかければかけるほど、「失敗したくない」という強い観念にとらわれてしまうものです。これは仕方がないことでしよう。
それでは、時間をじっくりかけつつも、失敗を恐れず、成功を確信しながら、最終的な着地点を見つけるにはどうすればいいのでしようか。次節で説明していきます。

成功する住宅購入の教科書
ー不動産のプロが自ら実践した最適な選び方ー

著 者:齋藤 剛
発 行:合同フォレスト株式会社
発 売:合同出版株式会社

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