物件の減額交渉は可能か? 2021年4月27日 オフ 投稿者: craen_textbook 結論から先に申し上げると、減額交渉は可能です。新築・中古問わず、売主側が減額を認める理由には主に次の2つがあります。交渉前提で想定より上乗せして販売しているため。想定期間を経過しても売れないため。そこで交渉を円滑に進めるため、近隣類似物件の相場や、マンションや建売であれば契約進捗状況など、周辺の事情を把握しておくことをお勧めします。減額交渉を遠慮する方がいますが、仲介を担う私としては「シュートは打たなければ入りませんよ」と後押しサポートしたく思っています。 ■減額交渉は方法とタイミングがポイントただし、交渉の方法とタイミングには気を付けましょう。「100万円下がったら買います」と単刀直入に伝えるだけでは、ただの買い叩きともとられかねません。きちんと下げてほしい理由を添えるようにしましょう。「どうしても100万円予算が足りなくて…」「リフォームをしたいので…」「あと100万円下がると融資が通りやすくなるので…」つまり、「販売額分の価値は感じているが、こちらの財布事情で減額をしてほしい」という控えめな気持ちでお願いするのが得策ということです。また、口頭でいきなりお願いするのは具体性が感じられず逆効果となる場合が多いので、まずは書面に起こして交渉するといいでしょう。事前の内見などで売主や販売業者に好印象を与えていると、より交渉は円滑に進むと思います。交渉のタイミングとしては、早いに越したことはありません。契約間近で交渉するのは遅すぎます。売主の心証を損ね、最悪の場合、契約そのものが破談になってしまうケースも考えられます。常識的な範囲で、タイミングを見誤らないで交渉しましょう。 成功する住宅購入の教科書ー不動産のプロが自ら実践した最適な選び方ー著 者:齋藤 剛発 行:合同フォレスト株式会社発 売:合同出版株式会社 これから住宅の購入、またはリノベーションやリフォームを検討している方は、是非クレイン不動産流通株式会社にご相談ください。とことん解説!とことんわかりやすく!住宅購入のポイントアドバイスをさせていただきます。お気軽にお問い合わせください。 045-594-7677【受付期間:10時~19時 水曜定休】 クレイン不動産流通へのメールでのご相談はこちら FacebooktwitterCopy リノベーション事例ー8つのテイスト 正解までの最短距離を行くために