家探しで成功したBさん

家探しで成功したBさん

2020年12月8日 オフ 投稿者: craen_textbook

失敗しない家探しで2つのケースを紹介時間をじっくりかけ、検討に検討を重ねて家を選んだのに、結果的に失敗してしまった。そういうケースは山ほどあります。
家探しの勝敗の分かれ目はどこにあるのでしょうか。
失敗した家探しと、成功した家探し、実際に私が見聞きした、ある2人の事柄で考えていきましょう。

Bさんの事例もAさん一家と同様、窓外からの視線がポイントとなっています。
Bさんが出会った物件はマンションの3階でしたが、窓のすぐ目の前が歩道橋で、通る人とちょうど目が合ってしまうような位置関係にあったのです。
しかしこのマイナスポイントのため物件は格安でした。コストをなるべく抑えたかったBさん一家としては、どうしてもここに決めたい気持ちが強くありました。
とにかく懸念は歩道橋からの視線。ここを選んだことを後悔しないよう、納得がいってから決めたいと思いました。
そこで平日と体日の両方、朝とタ方と夜に歩道橋に立ち、部屋の中がどのように見えるかを確認し、さらに通行量も調べてみることにしたのです。
歩道橋から部屋の中は丸見えですが、視界に入るのはリビングのみ。Bさんはこの事実をポジテイプにとらえ、「いつもリビングをきれいに保てるよう意識できるのではないか」という発想を持ちました。また通行人の数については、朝とタ方に通勤通学の人たちが頻繁に通りますが、休日は10分の1以下でした。Bさん夫婦は共働きのため平日は不在の場合が多かったので、通行量についても気にならないだろうという結論に落ち着きました。
「せっかくリビングをきれいに保つよう心がけるのだから、多少見られるくらい構わないじゃないか」
という気持ちで、このマンションの購入を決意しました。
事前に念入りに視察した通り、休日はさほど人通りはなく、リビングが丸見えなのも最初は少し違和感を抱いたものの、だんだんと気にならなくなりました。
購入から5年以上が経過した今も、Bさん一家は後悔のない生活が送れています。

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ー不動産のプロが自ら実践した最適な選び方ー

著 者:齋藤 剛
発 行:合同フォレスト株式会社
発 売:合同出版株式会社

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